淡路弁.NET 淡路島の方言とその活用方法

● いきる…(動詞)格好をつける。
例文:お前、何いきって髪の毛たててきとんねん!(例文訳:お前、何かっこつけて髪の毛をたたせてきてるんだよ!)

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● いきり…(名詞)格好つけ。格好をつける人。ののしる際に使う。
例文:あいついきりやよってな~、また変な服きてきとんちゃうか。(例文訳:あいつは格好つけるヤツだからな~。また変な服を着てやってきたんじゃないか)

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● いぐちぐ…ちぐはぐの意。
例文:いぐちぐになる。(例文訳:ちぐはぐになる。) ● いごかす…(動詞)(邪魔なものなどをその場所から)どかせる。動かせる。動かすがなまったものか。
例文:それ、邪魔やからはよいごかしてくれ。(例文訳:それ、邪魔だから早く動かしてどけてくれ。)

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● いこす…(動詞)火をつける。(「いこる」は、「火がつく」という意味の自動詞になる)
例文:はよ火ぃいこさんか。(例文訳:早く火をつけようよ。)

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● いざぶい…(形容詞)気持ち悪い。不気味だ。(通常、虫などが一箇所に大量に集まっている際の気持ち悪さを指す。)
例文:虫ようけおっていざぶいわ~。(例文訳:虫がたくさんいて気持ちわるいな~。)

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● いっきゃく…(動詞)動き回る。(子供などが)無頓着に歩き回る。(あてもなく)移動する。ぶらぶらする。目的地が特に決まっていないようなニュアンスがある。
例文:酒飲んでそのへんふらふらいっきゃっきょんねん。(例文訳:お酒を飲んでそのあたりをふらふらと歩き回ってるんだ。)

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● いてもたる…(動詞)(ケンカなどで相手を)ムチャクチャにしてしまう。(命令形で)(やろうかやるまいか、心に決めかねている事柄を)思い切ってやってしまうときの掛け声。または、思い切ってやってしまえ、と命令する。
例文:そんなナメたこといいよったらいてもたんぞ!(例文訳:そんなふざけたことを言っていたらやっつけるぞ!)
例文:お金ないけど、これ欲しいし・・・え~い、いてもたれ~!(例文訳:お金ないけど、これ欲しいし・・え~い、買ってしまえ!)

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● いぬ…(動詞)帰る。立ち去る。
例文:はよいなんとテレビみれらへんぞ。(例文訳:早く帰らないと、テレビが見られないぞ。)

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● いやし…(名詞)つまみ食いの意。いやしんぼうの略か。
例文:ちょっと、それ晩飯のおかずやねんから、いやしせんといて。(例文訳:ちょっと、それは晩御飯のおかずなんだから、つまみぐいしないでよ)

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● いやちゃり…(名詞)イヤミ。他人が嫌がる事。
例文:ほないいやちゃりしたんなよ。(例文訳:そんなに嫌がる事をしてやるなよ。)

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● いらう…(動詞)触る。(貴重なものなどを)粗末に触って遊ぶ。基本的には、大切なもの・触ってほしくないものなどを、無頓着に触ることをさす。
例文:それいらわんといてくれや。(例文訳:それさわらないでくれよ。)

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● いんでくら…別れ際に言う。帰るよ、帰るね、帰ってくるね、の意。そのほか、「いんでこおよ」「いんでこおの」などとも言う。漢字にすると「去んで来ら」か?
例文:ほな、ぼちぼちいんでくら。(例文訳:じゃあ、そろそろ帰るよ。)

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