淡路弁.NET 淡路島の方言とその活用方法

● ようけ…「よおけ」とも発音する。(人・物などが)たくさん。大量に。一杯。
例文:メシようけあるよって、遠慮せんとってよ。(例文訳:ゴハンたくさんあるから、遠慮しないでよ。)
例文:こんだけようけ人おるとは思わへんかったわ!(例文訳:これほど人がたくさんいるとは思わなかったよ!)

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● よそ…(名詞)他の所。他人の所、家。他の地域。
例文:このしょんがつ、よそからよーけ人きただー?(例文訳:この正月、他の地域からたくさん人がきただろ?)

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● よっしゃし…「よしあし(良し悪し)」を発音する際、淡路弁ではよっしゃしとなる。
例文:まぁ、人のためやおもてすることでも、よっしゃしやのぉ。(例文訳:まぁ、人のためだと思ってすることでも、良し悪しだな。)

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● ~よって…「~だから」の意。通常は動詞+「よって」や、形容詞+「よって」で、「~だから」という意味になる。また、前につく言葉にによっては、「~やよって」と、「や」を加えて言うこともある。
例文:それ、使うよって置いといてくれ。(例文訳:それ、使うから置いといてくれ)
例文:わしそれいらへんわ。嫌いやよって。(例文訳:ワシはそれいらないぞ。嫌いだからな。)

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